代表理事 あいさつ
私は、父子家庭の父親です。
子どもが生後3週間の頃より一人で育てていますので、世の中のお母さんの気持ちがとてもよく分かります。
そもそものきっかけは、どんなに収入が少なくとも父子家庭には一律に行政支援(経済支援)が適用されていないことに対して、どうしても納得できなかったため、「なんとかしたい!なんとかしなければ!」と思ったことから、任意団体を立ち上げたことでした。
(あくまでも不偏不党です。特定の政党には属していません。)
平成17年 甲府市父子家庭の会
平成19年 山梨県父子家庭の会
をそれぞれ立ち上げました。
そして、政治家や行政、その他これまで関係した様々な方々のお蔭で、父子家庭に対しても児童扶養手当の支給が始まりました。
次は自立支援です。
経済支援はセーフティネットとして絶対的に必要になりますが、そもそも経済支援がなくとも自立できることが望ましいのですから、自立するためには就業支援が必要となります。
就業支援は、ひとり親家庭全体に必要です。
このような経緯から、平成22年より就業支援を実現してもらうために、山梨県内の関係する行政機関に対して働きかけを続けてきました。
甲府市ではいくつかの事業を始めてくれましたが、まだまだ不十分な状態です。
そこで、平成24年になり新たな団体を立ち上げることにしました。
就業支援をするには、きちんとした事業を行う必要があり、事業収入を得るには法人格が必要になります。
そうして、この特定非営利活動法人山梨県ひとり親家庭自立支援センターひとり親ネットが設立されました。
・いつも一人で頑張っている
・いつも時間に追われている
・子どもが最優先
これがひとり親家庭の皆さんの実情です。
・お金のやりくり大丈夫?
・子どもの教育できてる?
・なんで別れたの?
など、残念ながら世間には踏み込んでほしくない領域でも不用意に聞いてくる人がいます。
そして、話しても分かってもらえないことばかりです。
ひとり親家庭でなければ分からないこと、たくさんありますよね。
ここには、ひとり親家庭がたくさんいます。
お気軽にお問い合わせ下さい。
代表理事 佐野臣功